【概要】
著者（監督）：谷口悟朗
ルフィ「だってこいつ、シャンクスの娘だもん」
観客「えええ～～～～～！！！」
- PJと高松イオンにて。原作は最終章目前で尾田っち総監督というかつてない好条件で送り出されたワンピースフィルムその5。「尾田さんから『強い敵が出てくるのとは違うラインが見たい』という提案があったんです」との監督の言葉にもあるように、今回はごついオッさんではなくUTAがカギだ。マクロス的に歌と戦闘がミックスされており、劇場ではライブ感を楽しめるぞい。この世界にしてはめずらしく幻術系のウタウタの実のポテンシャル高すぎ。集団催眠させる電子ドラッグとは思わんかったぞい。五老星のみならず世界がもうシャンクス待ち。
- 麦わらの一味やシャンクス、海軍大将、コビー、トラ男さんなんかはいいとして、まさかのドアドアさん（ブルーノ）出現。他にもバルトロメオやビッグマムの愉快な家族たち（カタクリ、オーブン、枝）も登場。とりあえず便利キャラ呼んできたって感じだ。キャラよくわからんがうおおおおあ！ って感じだった（後で最新刊まで高速読了し補完済み）。
- ヤソップの見聞色によるウソップとの親子視聴覚リンクからは胸が熱い展開。夢と現実世界からの同時攻撃で倒せとか燃える要素しかねえだろ。麦わら海賊団＋その他（トラ男とかカタクリさんとか）と赤髪海賊団で古代兵器に並ぶ ルフィとシャンクスの同時攻撃はうおおおおおおお！な感じだったね。ルフィのニカ（ギア5）モードもこっそり登場。シャンクスがゲーム以外で戦闘らしい戦闘したの初めてちゃうんか（頂上戦争ではちょっと頑張ってたけど）。いつも通り海軍が父娘再会に水を差すが、例の最強覇気で黙らせる（いや黄猿と藤虎招集されすぎだろ）。
- ウタは退場させられたので原作のサイドストーリー的な扱いで本編とは独立かと思いきや、原作に逆輸入されるなどクロスオーバーしている模様。実の娘でないという逃げ道があったか。どうやらシャンクスも同じ境遇な模様（「これも縁か」）。adoはしょうじき「うっせぇわ」しか知らなかったのだが、新時代はこの未来だ。
- エンディングでは懐かしの面々にウタの歌が届いているのが原作ファンへのサービスが行き届いていて良い。連れ合いのできたガイモンさんとか、ウソップの嫁のカヤとか、戦うコックさんたちや、ウイスキーピーク夫婦とか、ゲンさん＆ノジコとか、ケムリン＆たしぎとか、ハンコックとか、しらほし姫とか、パンクハザードチルドレンとか…。
- 敵幹部と1vs1じゃなく団結して戦うところはええ感じ。UTA（ユー・ティー・アー）は海賊嫌いな仮面を被っていたけど、実はシャンクスが犯人ではないと知っていたし、彼に会いたかったし、自分を救いに来てくれると信じていたのだ。偶像となった自分の在り方・生き方に悩むウタが壊れていくのがかなしい。ヤマトといい人気キャラ生み出すあたりの創作力は尾田っちさすがや。
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「いつかきっと、この帽子がもっと似合う男になるんだぞ」☜完全にお姉さん(21)。かつての幼少期から身長が逆転しているのが興味深い。☜負け惜しみ～ からの「海賊王に 俺はなる！」ドン！ TO BE CONTINUED...
↑「リアルゲーム ギリギリ」のとこすき
【詳細】
＜メモ＞
頂上戦争以来のワンピ熱が高まり一気に103巻まで追いついたぞ。アラバスタまでは記憶が鮮明だったのだが、それ以降はあまり…という感じだったが、意外と空島以降も一気に読むと続きが気になる面白さだった。覇気によるロギア最強説の番狂わせ、意外と活躍している後期メンバー、単純に見えて複雑で実は深いストーリー、戦闘の同時多発・複雑化、25年にわたる人気の維持、少しずつ明かされる世界の秘密…。天竜人、ラフテル、世界政府、空白の100年間、悪魔の実、古代兵器…そして…ワンピース〜ひとつなぎの大秘宝～！！！
ちなみに個人的にはBelieve推しだ。
