【概要】
著者(監督):五百田 達成
ちょっと前にはやったよね、これ。ブックオフ(古市かも?)にて回収。
「この本の男と女は、『自分とは異なるコミュニケーションっをする=言葉の通じない、分かり合えない相手』の比喩です」ということで、性別に関係なく人間の性格の二類型に対し、それぞれの特徴と対処法をポップに対比的にまとめた(世界と世間、ギラギラとキラキラなどの一文字違い系の言葉遊びがいい感じ)。各章末にまとめ兼基本フレーズがあり実用性に重きが置かれている模様。人間関係を「まろやか」に変えられるかも。
二項対立っぽいが、不偏不党といった感じで、一人の人間にも両極端な性質がないまぜになっているはずなので、うまく両者のいいとこどりをしていこうといったところ。男性的にロジカルに分類し、女性的に臨機応変に適したコミュニケーションタイプになりきることが重要。ちなみにサムジ帝は女コミュニケーションタイプに分類された。ただ6ptと男ギリギリなので中性的だと思っておこう。
<一般的な傾向>
- 男:論理 一本気 空間 結果 縦社会 成長 抽象 理想 直線 賞賛
- 女:感情 移り気 時間 過程 横社会 変身 具体 現実 複線 共感
【詳細】
<目次>
- 1章 基礎編 男と女はこんなに違う!
01 男は察しない 女は説明しない
02 男は理屈 女は感情
03 男は縦社会で生きている 女は横社会で生きている
04 男は野球で育つ 女はままごとで育つ
05 男はヤンキー好き 女はファンシー好き - 2章 恋愛編 わかり合えないからこそ惹かれ合う
06 男は「初めての男」になりたい 女は「最後の女」になりたい
07 男はみんなが好きな女が好み 女は自分が好きな男が好み
08 男はナンバーワンになりたい 女はオンリーワンになりたい
09 男にとって恋愛はゲーム 女にとって恋愛は結婚
10 男はノリノリの時に女を欲しがる 女はどん底の時に男を欲しがる
11 男は記号に欲情する 女は信号に欲情する
12 男はロマンが好き 女はロマンチックなものが好き
13 男は日常が好き 女は記念日が好き
14 男は「行きつけ」に行きたい 女は「初めて」に行きたい
15 男は黙る 女は泣く
16 男は浮気した女を非難する 女は浮気相手の女を非難する
17 男は別ファイル保存 女は上書き保存
18 男は違いがわからない 女は違いなんてどうでもいい
19 男は分析されたくない 女は言い当てられたい - 3章 結婚/家庭編 家庭では女が社長、男は部下
20 男はプライドを食べて生きている 女はパンを食べて生きている
21 男は使えないものを集める 女は使えそうなものを捨てられない
22 男は子どもでいたい 女は女でいたい
23 男はモノタスク 女はマルチタスク
24 男はボーッとしている 女はイライラしている
25 男は人前で話が長い 女は気を許した相手に話が長い
26 男は変わりたくない 女は変えたい
27 男は謝れない 女は忘れない - 4章 仕事/職場編 ビジネスは、男のルールでできている
28 男はギラギラしたい 女はキラキラしたい
29 男は権力を与えれば喜ぶ 女は安定を与えれば喜ぶ
30 男は結果を重視する 女は過程を重視する
31 男はほめてほしい 女はわかってほしい
32 男は世界から認められたい 女は世間から認められたい
33 男は会議が好き 女はおしゃべりが好き
34 男は序列を読む 女は空気を読む
35 男は猪突猛進に働く 女は臨機応変に働く
36 男は一般化したがる 女は具体化したがる
37 男は同い年の男が苦手 女は自分より若い女が苦手 - あとがき 自分とは違う人とどうつき合うか?