【概要】
著者(監督):加谷珪一
日本が相対的に安い国になってしまった現実とその理由、対処方法を述べる。ライトな新書で一般向けなのでそんなに突っ込んだ話はない。
競争力ランキング、上位10%論文数、文教費予算、実質賃金、一人当たりGDP…様々な指標がここ20年で1.5-2倍になっているべきところ、全くの横ばいあるいは低下しているという惨憺たる現状。それは日本の産業構造や企業のビジネスモデルが古く競争力が低いため。そこで、内需で稼ぐという意識改革、プロ経営者の抜擢、事業ポートフォリオの取捨選択などの転換が必要。
政府や誰かに頼るのではなく一人一人でできることをやっていこう(; ・`д・´)
【詳細】
<目次>
- 第1章 日本はこんなに「安い国」になっている
- 第2章 安さだけではない、日本の転落
- 第3章 なぜここまで安くなってしまったのか
- 第4章 モノの値段はどう決まるのか
- 第5章 そもそも経済大国ではなかったー為替レートのマジック
- 第6章 日本の強みをどう生かすべきか?