<出張報告(2018/10/27)>
これに行ってきた。
岡山県立図書館の「やってみよう! ビブリオバトル」。
http://www.libnet.pref.okayama.jp/…/…/2018festa/festa03.html
とっつき易く言うと書評合戦で、5分で好きな本をプレゼンし、3分でディスカッションという流れを人数分繰り返し、最後にどの本を一番読みたくなったかという観点で投票し一番を決めるというもの。
私は『原民喜 死と愛と孤独の肖像』を紹介したのだが、チャンプは逃したものの1票を投じてもらえてちょっと嬉しかった。
ちょうど同日にあった第17回岡山ビブリオバトルも聴講し、その後の飲み会にも参加。
エーリッヒ・フロムだのレコンキスタだのササン朝ペルシアだの原始仏教だのと、知的で洒脱な一種独特のコミュニティが形成されているのが印象的だった。
大学教員や小学校教員、気象庁職員だのと構成員が比較的ハイソな方々で、古き良き教養主義や衒学的な雰囲気が感じられ百年の知己を得たような心持ちになった。
少しでも興味がある人は参加してみてはいかがか(๑╹ω╹๑ )
<ルール>
★ビブリオバトル公式ルール★
- 発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる.
- 順番に一人5分間で本を紹介する.
- それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを2~3分行う.
- 全ての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員一票で行い,最多票を集めたものを『チャンプ本』とする.
⇒学会発表(口頭)と同じ。
ちなみに10/27に紹介された本は下記の通り。
- 落合陽一『超AI時代の生存戦略』
- 荒木健太郎、小沢かな『せきらんうんのいっしょう』
- エーリッヒ・フロム、鈴木 晶 (翻訳)『愛するということ』
- 小手鞠るい『ある晴れた夏の朝』
- 飯山陽『イスラム教の論理』
- 岩槻秀明『さんぽの草花図鑑』
- 服部文祥『サバイバル登山入門』
- エッシー・サカイ、横張和子(訳)『カーペット・ストーリー』
- ジョン グリシャム、白石 朗 (訳)『ペインテッドハウス』
- 渋沢栄一『論語と算盤』
1/26(土)笠岡市立図書館でのイベントには創始者の谷口忠大氏が来るらしい。
<時間配分>
こんな感じ? 試行錯誤とその場の空気で最適化が必要か。
・導入:0.5~1min
・内容紹介・感想:2~3.5min
・〆・アドリブ雑談:0.5~1min
【19.01.26】
2回目の岡山ビブリオバトルに参加。2回目にしてプレゼン。今回は「全国アホ・バカ分布考」。続編の「マン・チン」も用意していったのだが結構尺余り。もう少し枕話で尺を稼げばよかったか(自己紹介、ナイトスクープ、ちくま文庫など)。罵倒語なのに婉曲的だとか、アンケート方式で調べたとか、そういう話もできたらよかったかな。感触は我ながら悪くなかったのだがゼロ票。道は険しいが闘い続けよう。