評価:B
【粗評】
高校数学(+大学初年程度)の知識を用い、
流体力学の基礎から、Euler方程式、Bernoulli の定理、2次元流体理論、揚力の計算、そしてNavier-Stokes方程式まで到達する。
ベクトル解析や複素関数の有用性に気付かせてくれる。
同時に、流体力学の高尚さにも。
N-S方程式は、(中略)極めて重要な方程式です。読者の皆さんは、ここまで到達したことを誇りに思ってよいと思います。ねぎらいの言葉に涙(;ε;)
本書をここまで読破した方には、その続きに容易に飛び出せる揚力が身についていることでしょう。また、今後、流体を扱う際には、脳内を循環している流体力学の知識が大いに活躍することでしょう。うまいこと言うねえ(・ε・)
各章末で科学の先人たちを紹介するのを忘れないあたりはさすが淳。
【学んだこと、生かしたいこと】
【その他・リンク】