【概要】
著者(監督):手塚治虫
医師会を追放された主人公が獣化する奇病の謎を追う。「これでも医者だってのか おれは」と苦悩しつつも、多くを失った主人公は医師であり続ける意志を失わない。怪しげな村で出会ったセクシーガール・たづとか、特技・人間天ぷらの麗花さんとか、リアル調な顔面が時折どアップになる占部さんとか、印象的なキャラや場面あり。カワイコちゃんが襲われるのはもはや様式美(; ・`д・´)
【詳細】
<メモ>
- たづかわゆいよたづ。こんな状況に追い込まれたらどうしよ。いずみちゃんや麗花さんも出る。いずみちゃんみたいな娘が襲われるのはもはや様式美。
- リアル調のどアップ面や突如バグる占部さん、人間天ぷらとなった麗花さんなど、衝撃シーンもなかなか。異形へのトランスフォームも忘れがたい。
- 聖書やバイロンの引用あり。これは自然に分け入りすぎた人間への罰なのか(; ・`д・´)
- 「これでも医者だってのか おれは」⇒どこでも医者できるんですね、キリヒトさん。
- 日本のみならず台湾、ベイルート、シリアなんかに世界旅行しちゃう。
- 医師会での票集めとか、白い巨塔よろしくゾロゾロついていく感じとか、手塚の経験に基づいた描写が印象的やね。
- 感染症or中毒かで揺れるが、頑迷な爺ちゃん医師は死ぬまで撤回せず(; ・`д・´) あやしすぎる智恵水で獣人化したのは自業自得ではある。
- コマ割りの妙。らせん状のものとか等面積で画一的なものとか。
- いずみちゃんはキリヒトさんに会いに突撃。ヘレンベビーも爆誕。新たな時代が始まりそうだ(; ・`д・´)