【概要】
著者(監督):石黒圭
文章の一定量でパッケージにしたものが段落。フォルダ分けや階層構造を思い浮かべることで、今まで以上に文章や談話の構造に敏感になるのでは。技術士試験にも役立ちそう。
とりあえず中心文(あるいは小主題文)を各段落に一つ忍ばせておくように心がければ読みやすい文章が書けるのでは(でもガチガチのパラグラフライティングしちゃうと生硬な文章になっちゃいそう)。
(例)
1.段落の原理
1.1.箱としての段落
1.1.1.段落とは何か
「文連接の緊密度」や種々ある段落の分類などの学術的な内容、デジタル時代の段落の意義や表現についても言及。例文もけっこうおもしろい。
【詳細】
<目次>
- はじめに
- 第一部 段落の原理
- 第一章 箱としての段落
- 第二章 まとまりとしての段落
- 第三章 切れ目としての段落
- 第四章 つながりとしての段落
- 第五章 フォルダとしての段落
- 第二部 段落の種類
- 第六章 形式段落と意味段落
- 第七章 絶対段落と相対段落
- 第八章 伝統的段落と先進的段落
- 第三部 段落とコミュニケーション
- 第九章 読むための段落
- 第十章 書くための段落
- 第十一章 聞くための段落
- 第十二章 話すための段落
- 第十三章 段落の未来
<メモ>
略。