【概要】
著者(監督):R.バールキ
インドの因習や女性の置かれた不衛生な状況を打破すべく、もとい妻を救うべく闘う。
思いコンダラ一直線な性格が災いして村八分にあったり、一方で幸いして道が切り開かれたりする。とにかくラッキーガイなのはまちガイない。インド映画らしくミュージカルパートや相棒ガールとのラブロマンス要素ちょっとあり。
【詳細】
<あらすじ>
<印象>
- シネマクレールにて。前座の協賛(?)長すぎ。
- 月経を迎えた女は5日間外で寝起きしないといけない。それも粗末な布切れ一枚だけを携えて。妻の笑顔を取り戻すべく、ナプキン自作を決意。鉄工所的なところで働いているのでメカ的なものには腕に覚えあり。川のほとりでナプキン製作工場をこっそり開設。
- アンタッチャブルな内容なので首を突っ込みすぎる彼は完全に変な人扱い。それでも暗くし過ぎないのがインド流。ミュージカル・挿入歌が画面を飾る。女子医大生へのアンケート、親戚への試作品配布などいろいろ暴走したおかげで妻が渋々使ってくれることに。
- でもダメって言われる。何がダメなのかは使ってみないとわからない。自分がナプキン使えないのがつらい。セルフパンティ+ナプキン着用実験で漏れ具合をチェックしていると股間から血が。川にとびこみつるし上げ。
- いまどき珍しいintermission。
- 村を出る。教授のお手伝いさんをしてたらネットでヒントを得る。マッサージも家事もできる。芸は身を助く。
- 偶然助けたミュージシャンインテリ娘の(パパの)つてでコンペを紹介してもらい、一気にスターダムにのし上がる。vision&hardwork.パッドメイカーを担いで伝道師2人はインドの大地を行く。padmanのやりたいことはインテリ娘のやりがいを充足することでもある。今の都会人は働く意味を求めがちだよね。
- ツンデレ美女は初めての顧客でもある。ラブロマンス成分あり。別れ際にシャツインしたのが泣ける。padmanを行かせる女、登壇し続ける男。broken Englishで国連をも制圧。
- 故郷に錦を飾ってEND。EDのインド料理屋感と内容の総括感。
- ED曲:すっぱいひーろー!はいはいはいはい! ぱっどまーん…!
- 恥、世間体はインドにもある。
- 今でも男が触れるのはタブー感ある生理の話。どれくらい知っているのがちょうどいいのか。知りすぎていてもキモいし、知らなすぎてもダメ。衛生的に「文明化」されたはずの日本でもいまだ謎である。
<TED of the Padman>
映画よりちょっと流暢になってる。
<Sonam kapoor>
インテリ相棒ミュージック娘。美人だよね。