著者:小阪 淳、片桐 暁 監修:佐藤勝彦
評価:B+
【粗評】
10章からなるラヴ・ストオリィの合間に宇宙に関する講義を挿入した「かなり奇妙」な本。
メインはもちろん後者だが、文系大学生と理系ポスドクという宇宙講義不可避なシチュエーションで、甘いラヴ・ストオリィを繰り広げる前者も見逃せない。
「宇宙図」の紹介とその読み方が間違いなく本書のキモ。
時空を三次元で表した「宇宙図」、そして図上に「しずく型」で示される観測可能な全宇宙。
ええもん見せてもらいました。
他にも、cosmological proper distance と light travel distance 二種類の「光年」の違い、
人間原理や因果の話が面白い。
【学んだこと、生かしたいこと】
【その他・リンク】