著者:松下幸之助
評価:A
【粗評】
松下電器(現パナソニック)創業者・松下幸之助が綴った「時にふれ折にふれての感懐」集。各500字程度。
英題『The Path』が簡潔でカッコいい。
各話センバツされただけあって精鋭揃いだが、特に『道』と『さまざま』は心に沁み入る。
身近なことから話し始め、世の道理や心構えを平易な言葉で説く。「~したいものである」「~しなければならない」と著者自身にも言い聞かせているようだ。
幸之助、モーレツ一辺倒のオッさんかと思っていたら案外融通が効くオッさんだったので安心。
こういった味わい深いことを言える人間になりたいですな。
いろいろの人があってよかった。さまざまの人があってよかった――。
【良かった場面/箇所】
・道、素直に生きる、さまざま、あいさつをかわす、真剣に叱られる、思い悩む、心配またよし、仕事というものは、絶対の確信、心を定めて、一人の知恵、働き方のくふう、つきまとう、おろそかにしない、何でもないこと、恵まれている、後生大事、学ぶ心、勤勉の徳、体験の上に、わけ入れば、平和と闘争、求めずして、日本よい国
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【問題点・疑問点】
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【その他】