【概要】
著者(監督):大森立嗣
アラハタのおねいさんズがお茶を習いに行く。地味顔代表の黒木華と派手顔の多部未華子の対比が面白い。生き方も対照的かも。
「容れ物に心が入る」ということで作法や形から入る。こういった習い事は、頭で考えすぎてはいけないことを現代人に思い出させてくれるんだよね。すぐにわからないものの価値を再評価すべきではなかろうか。
四季の移ろいを感じられる静謐な空間が印象的。鳥のさえずり、ひぐらしの声、茶器の立てる音や衣ずれの音、雨だれや雫の垂れる音。日常の喧騒から逃れられる憩いの場所だったのだなあ。
【詳細】
<あらすじ>
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<メモ>
- 「にちにち」。
- 黒木さん、奥二重だったんだね。
- 一生をかけられる何か、本当にしたいこと…探しているうちにすぎる日々。
- 樹木希林最晩年。戌年にもう一度あえたね。
- 薫風自南来。一期一会。
- お小言を頂く。10年以上パイセンの陥るスランプ。つら。
- 和菓子おいしそう(芽吹くやつ、紫水晶)。お茶会はまどなといった思い出が(TEK?)。
- お父さんかわいい。「寂しくなんかないぞっ」。
- みちこ開業医とくっつくという要領のよさ。対比が…。
- 二十四節気・四季の移ろいを茶室で感じる。
- すぐにわからないけどだいじなものが教養なのかも。例:フェリーニ『道』
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