【概要】
著者(監督):アクタン・アリム・クバト
その昔、馬は人間の翼であった―――。
遊牧民であることを忘れ、馬を競争や食用の道具としてしまったキルギス人は何処へ行くのか。言語(ロシア語が公用語)や宗教(民族信仰と世界宗教の対立)など、旧共産圏の苦悩が窺える。
いくら馬を解き放っても時代の趨勢には抗えない。ラスト、主人公の死と入れ替わりで子が言葉を発するシーンが印象的。彼はどんなキルギス人になるのか…。
【詳細】
<あらすぎるあらすじ>
馬泥棒出現。狭まる捜査網。つかまるオッさん。ついでに妻子にも浮気バレして逃げられる。坊主頭にしてお祈りさせたりするも更生不能、追放。やっぱり放とうとして銃殺。
<印象>