【概要】
著者(監督):太田尚樹
某ツルツルのオッさんみたいな名前の著者。若干文体が読みづらい。現代の国際都市シンガポールから近世の国際都市アユタヤまで。からゆきさんから山田長政まで。さまざまなパイオニアたちが切り拓き、今も続く駐在物語。バンコクのホァランポーン駅、マラッカの街並み、シンガポールの日本人墓地など、いろいろ行ったところが思い出されてちょい嬉しい。墓地を訪れて瞑目しがち。
東南アジアの日本人コミュニティの発展と消滅、戦後の再開は戦争や経済状況と密接にリンクしている。中近世の倭寇や朱印船貿易、明治以降のカラユキさんらチャレンジャーたちの冒険心、諜報機関による情報収集や工作、戦争に伴う過酷な軍政といった悲しい歴史を知って、未来の朋友になろうやないか。
「海外雄飛の心意気と美名の裏には、カラユキさんのような、翳りに満ちて沈んで行った歴史もあったのである」
NHKのチューザイ in the Worldも観るべし。マレーシアしかないが。。。
【詳細】
<目次>
- 序 章 南洋進出の先兵たち
- 第一章 シンガポールの日本人町
- 第二章 マレー半島に足跡を刻んだ日本人たち
- 第三章 コスモポリタンの街ペナン
- 第四章 日本を魅了したボルネオ島
- 第五章 ルソン貿易の基地マニラ―─マニラ日本人町の先駆者たち
- 第六章 マニラ麻で栄えたダバオの光と影
- 第七章 鎖国以前からあったベトナムの日本人町
- 第八章 山田長政がいたタイ・アユタヤ
<メモ>
略。
