【概要】
著者(監督):住吉九
「誰か一人の活躍でも欠けていたらダメだった!! ダヴーの無双も グレシャムの裏切りも そしてクルツさんの死も!! 何一つ!! 無駄ではなかった!!」
- 生殖能力を失う代わりにトンデモ能力を得た主人公。製紙(〇子)時にエクスタシーを感じていたり、能力使用後に体がほてっていたり、一日の枚数に制限があったりと明らかに某行為のメタファーでツッコミどころ満載となりそうなものだが、周囲の作り込みがなかなか手が込んでいるのでだんだん気にならなくなる。
- 敵と味方、攻めと受け、騙す側と騙される側、主導権、「すべてが入れ替わる」知的ゲームを楽しめる。一部ついて行けないところもあったりするが大丈夫。
- 信用創造、金兌換性、造幣技術、金融史、インフレーションなどなどの啓蒙書だったりもする。なかなか下調べをキッチリしているようだ(良いブレーンがいるのかも?)。だんだんシリアス:ギャグ比が後者に偏って特異なノリになっていく。金カムぽいと呼ばれているのも頷ける。
- 中性的な主人公ルークは勿論、ショタ口裂けおじさんや守銭奴おじさんやメガネモミアゲマン(成長頭)、人心掌握に長けた巫女姉さんなど、キャラが濃いめ。ルーク君、偽造紙幣の制約を逆手に取ったり、おじさんたちを相手にwin-winとなるよう交渉したり、カネが回るスキームを考え出したり、若いのにしたたかなんだなあ。最後は三つ巴の三者が集合、大団円へ。
【詳細】
<メモ>
ジャンプ+新連載‼︎
— 『ハイパーインフレーション』/住吉九 (@sumiyosikyu) 2023年3月31日
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