【概要】
著者(監督):ベン・アフレック
アフガン情勢が緊迫する中、タイムリー。
イラン革命時の、SF映画撮影のふりした人質救出プロジェクト。実話が元ネタなのがすごい。車ドンドンやバザールでの揉み合いなど圧倒的多数の現地人に取り囲まれる恐怖とか、命がけの映画人なりきりとか、上司の頑張りとか、よく頑張った!
70-80'sぽさの演出も見逃せない。
【詳細】
<メモ>
- ス〇ー・ウォーズあたりをモデルとしたSF映画ロケハンのふりをした人質救出プロジェクトが決行される。偽造はもちろんのこと、なりきりまで。中止命令にめげず決行したことで"do your fxxkin' job!"ということで上司も頑張ってくれる。”Argo,fxxk yourself."なお、実話で1979-80の出来事。40年以上前だがアフガンの動乱もありタイムリーといえるかも。
- トルコ経由でイランへ。人々の顔や音楽が異国間を感じさせる。目つき悪くて猜疑心強そうなのよこれが。
- タイプライター、TVのつまみ、タバコ率、テレックス、初期のPCなど、70-80'sぽさを醸し出そうとする努力を感じる。人力重要書類焼却や人力シュレッダー短冊復元もアナログですな。
- 車ドンドンやバザール揉み合い、空港での詰問など、数々のピンチに陥るがギリギリで離陸完了(さすがに映画っぽすぎるが)。偽装事務所やロケハン前のイランの偉い人訪問が効いた。
- 搭乗前の最終試練でペルシャ語話せるニキ活躍。あえて相手のペルシャ語を訳さない部分があるのが恐怖(; ・`д・´)
- unsung heroやんけ主人公。残りの69人の人質も何とかなった模様。メイドさんはイラクに脱出済みでよかったね。