【概要】
著者(監督):佐々木倫子
kindle版12巻に以下の感想を記載した。
動物たちの楽園。
馬術部の部活にこのマンガが置いてありましたが、読まずにいたことを12年後の今、後悔しています(๑╹ω╹๑ )
動物たちの挙動に対する作者の観察眼は素晴らしいです。コメディ調で毎回クスリと指せられる笑いのセンスは唯一無二。この漫画を読んで獣医や動物に関わる仕事を志した人も多いのではないでしょうか。
【詳細】
<メモ>
- Kindle版1-12巻を読了。一話完結モノで読みやすい。
- どう見ても北大。北の大地のロマンが感じられる。
- 間違いなく日本の獣医師志望者を増やしたマンガであろう。銀の匙と並んで。
- 犬(チョビその他)、猫(ミケその他)、ニワトリ(ヒヨちゃんその他)、ネズミ、豚、馬、牛、ウサギ、アザラシ、カンガルー、ウォンバットも。むしろ出てない動物あるのか? 動物(患畜)が明朝体でしゃべる。
- 動物のちょっとたしぐさや特徴をしっかり拾っており、観察眼の確かさを感じさせる。それでいて、淡々としたボケやユーモアでクスっとさせるあたりの塩梅が絶妙。「ガブリエル」ってネタはこの時代からあったんだ。ミケの生涯、カモの刷り込みなんかもGOOD.
- 馬部としてはそもそもこのマンガに親近感(CHにあった)。検温時馬の尻尾にクリップで温度計留めるとか、そんなことにも親近感。
- 肝試し、動物園バイト、正月、犬ぞりなど、四季のイベントが何周も巡る。授業風景も描かれるぞい。こんなキャンパスライフもあり?
- 京都動物園、天王寺動物園、渋川動物公園、旭山動物園、神戸どうぶつ王国あたりには行ったことあるぞい。
- 漆原教授、菱沼さん、菅原教授その他の登場人物が濃いめ。
- 80-90's服装や風俗(アナログな学会スライドとか、ズッコケ時の足とか)がもはや新鮮。
- D進は勿論のこと、開業未来END!
☝どう見ても北大やんけ(; ・`д・´)
喋らなければいい女(; ・`д・´)
☝異種族間の交流。
☝明朝体チックなレタリングと大正義チョビ。