【概要】
著者(監督):長井龍雪
そこに行けば
どんな夢も かなうというよ
誰もみな行きたがるが
遥かな世界
ガンダーラ歌いたくなるね。
後悔とか郷愁とか恋情とか愛情とかいろいろあるけれど、ひたむきな感情と、どこか懐かしいところが印象に残る。
特に「好きさ!」「触んないで どんどん好きになっちゃう」など、ひたむきで直球な太マユ主人公には好感しか持てない。ずっと走ってんな。最近、走ってないな。
理想郷を求めて外に出た男には引き換えにしたものもある。アラサーの青春もある。過去の自分に「何やってんだよ!」と言われる今の自分、というシチュエーションはツラい。人ごとではないが。
【詳細】
<あらすじ>
<メモ>
- のっけからギターでガンダーラ(withイヤホン)。この選曲はGOODと言わざるを得ない。
- 眉毛太ヒロイン。「言えし」「やめれ」「好きさ!」「触んないで どんどん好きになっちゃう」などの、ぶっきらぼうひたむき加減が良い。
- 「君の名は。」との類似点。①「探している(どんな夢もかなう場所を)」②田舎(寄合、市役所、接待、31でババア等)③不思議現象(地縛霊、生霊)
- 声優うまい。
- 井の中の蛙大海を知らず+されど空の青さを知る(卒業文集)⇒空の青さとは、あおいのこと。
- こち亀の連載終了とスマホの進歩。
- つぐ⇒あおい⇒しんの⇒あかねえ⇔慎之介 の複雑な恋模様。
- 姉妹の情愛とアラサー恋模様は前者の五目半勝ちか。土砂崩れ後の再会での反応がわかりやすい。姉妹それぞれ泣いちゃう。
- ジレンマの解決とカタルシス。①慎之介戻る⇒しんの消える(あおい泣)②慎之介戻らない⇒しんの残る(あかねえ泣)「お前のことも諦めたくない」でしんの消滅。前に出た者と出られなかった者の講和成立と、①に進む世界。
- 空を飛ぶのは若干唐突だが、空の青さを知るための装置と考えるべき。「天気の子」っぽいとか言わない。
- 慎之介も走らせる。最近、走ってないな(クレしんオトナ帝国)。
- スタッフロールでエピローグ回収。成功裡に終わったライブ、地元での進学、結婚。
<その他記事>