千と千尋の神隠し
評価:A
【評】
パヤオの極大点。
トンネルの向こうの不思議な町で独りぼっちになった千尋、あきらめず湯婆婆に頼み込む千尋。
初めての環境で、慣れない仕事、慣れない食べ物、慣れない寝床、慣れない服、異形の人々…。
彼女は立ち向かった。
リンにトロいと言われた千。白に優しくしてもらった千。
「善き哉…(~ω~)」の神様対応で周囲に認められ始めた千。
彼女は自分の可能性を広げた。
慣れた手つきでタスキ掛けする千、臆せず梯子を昇っていく千、
白を助けたいと思った千、6つ目の離れた駅まで行く千。カオナシには少しお姉さんぶった言動を見せながら。
やがて元の世界に戻ってきた千尋。
彼女は得たものは何だったろうか。
彼女は成長したのだろうか。
いつの日か、思い出すのだろうか。
この、子供の日の不思議な思い出を。
いつの日か、逢えるだろうか。
あの、少年の姿をした護り神に。
通常のパヤオ絵に比べて明らかに不美人に描かれている千尋。
でも、いつしかかわいらしく見えて来るよね。
にしても、今見てみると、イモリの黒焼きや回春なるワードからエッチな事を想像してしまうな。