評価:B
【粗評】
臨床心理学者の著者が、珠玉の児童文学を多数紹介してくれる。
児童文学に描かれる「子どもの宇宙」を知ることは、「大人の宇宙」を知ることにもつながるとのこと。
文学紹介の合間には時折、子どもの症例が挿入される。
これらの具体例が、「子どもの宇宙」の奥深さをリアリティあるものにする。
P子やK君の話が面白い。
この宇宙のなかに子どもたちがいる。これは誰でも知っている。
しかし、ひとりひとりの子どものなかに宇宙があることを、誰もが知っているだろうか。
【学んだこと、生かしたいこと】
【その他・リンク】