Javaさんのお部屋(サム・ジーヴァ帝国図書館)

Javaさんのお部屋です。引っ越しました。詳しくは「はじめに」を読んでね。スマホ版は全体像が見えにくいから、PC版と切り替えながら見てね。

海舟座談

編:巌本善治 校注:勝部真長
評価:B

【粗評】
百年の後に、知己を待つのだ。なにが、分るものか。昔から、大功の有った人は、人が知らないよ。久しうして後に分るのだ。それが、大変好きで、昔から、それを守ったよ。ナニ、忠義の士というものがあって、国をつぶすのだ。己のような、大不忠、大不義のものがなければならぬ。
ナアニ、維新の事は、おれと西郷でやったのサ。西郷の尻馬に乗って、明治の功臣もなにもあるものか。
己はまず五十年ですこれが国家の一番難局に長く当ったものだ。一番長いだろう、それでも、知らぬ間に、過ぎてしまったよ。
「死ぬるゾ」「言ってやったノサ」等の当意即妙のカタカナ遣いを用い、
江戸っ子・海舟翁のめんどくさそうな人柄を今に伝える。
話があっちこっちに飛ぶので翁はよくても読者はかなり混乱する。

西郷マジリスペクト、慶喜マジdis。

【学んだこと、生かしたいこと】

【その他・リンク】