著者:吉田武
評価:C
【粗評】
工作をしながら五感で物理学を感じ取ろうと試みる。創刊号190円の某雑誌みたいにしたらどうかな?
「何もかもわかったように簡単に話す人は、専門家ではありません」
なるほど、手を動かせと。
最初はゆっくり進むので少しいらいらするくらいだったが、最後になると電子回路の知識があんまりないもんで一気に置いて行かれた。
電磁気学の本質的な理解に役立つので、高校生が読んだらいいんじゃないでしょうか。
還暦前のオジイチャンかと思いきや「円環の理」「伏線回収」「調査兵団」などのアングラワードがいきなり飛び出すので十分に注意されたい。
なお、1ページごとに文章がまとまってて、筆者はものすごくきっちりした人だなあとおもいました。
【良かった場面/箇所】
・カワユイ画
・結びつく相対性理論と量子論
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【問題点・疑問点】
・最後の飛ばしっぷりに涙
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【その他】