著者(監督):アンディ・ムスキエティ
【概要】
少年少女が暗黒地下帝国に殴り込みをかける。ホラーかと思ったら80'sティーン物要素もある。ゾッとするというよりビックリ系かな。少し粗めのCGが白昼夢感を増幅させている。
【詳細】
<あらすじ>
怪しすぎる地下室を映し不穏な雰囲気をまずは漂わせる。
雨水に舟を浮かべ遊んでいた弟はキショめのピエロの誘惑に負け、
えーーー!? 下水道に腕も身体も呑み込まれる。
これは現実? どういうことなの…子供にしか見えてないようだが…。
時は移り、80'sスクールデイズ。
湖へのとびこみ、いじめ、虐待、石投げバトル、地下水路…陰鬱なデリーの町の夏休みを探検する少年少女。
そんなこんなでLooser's club 7人(知能派デブ、吃音、ぜんそく持ち、ラビの息子、ゲーオタ、黒人、紅一点)が集う。彼らはみな支離滅裂な悪夢に苛まれた者たちだ。
下水道マップのスライドショーを投影して作戦会議しているところに、恐怖につけこみキモピエロ登場。
女の子がさらわれたとあっては黙ってられない。
マイクの家畜用ピストルその他をひっさげ、再度怪しすぎるボロ洋館へ。分断作戦に気をつけろ!(勇気あるなコイツら)
いろいろあったがなんとかピエロをフルボッコ。彼らが魔の手に落ちなかったのは敵を恐れなかったからだ。
生還後は痛みの円陣。この夏は、彼らにとって父や母との闘いでもあった。
<印象>
- 音がムダに壮大。
- 腕パックンチョ、メジャー差し込みは痛そう、恐そう。
- ピエロ、モディリアーニなど誰もが胸に抱いているフォビアが映像化されグッド。
- 父倒したと思ったら突然のピエロ、は恐い。
- 若干雑なCGが怖い。動きが気色悪い。
- 80's後半の設定が適度な恐怖感をあおってグッド。