評価:C
【粗評】
どんなに難しいフェミニズムの思想書を読んでも、口角泡を飛ばして議論しても、キャバクラで自分が「商品」になってみなければ分らなかったことがある。それは、「カオとカネの交換システム」の寂しさ、くだらなさ、そして、魅力である。京大院生が、修士論文のための参与観察という名目で夜の蝶に。
自身の目的は秘しての潜入捜査の模様。
いざキャバクラ。
キャストの年齢層・安定度や給与体系、男性スタッフの業務内容や階層構造など、奇妙な世界を覗き見てしまったような気分。
嬢と客の間には、「キャバクラ嬢である」「キャバクラ嬢ではない」という矛盾したメッセージを送受信するフシギな心理戦がある。
【学んだこと、生かしたいこと】
行きません。
【その他・リンク】