評価:A
【粗評】
『ソクラテスの弁明』とその続編とも称すべき『クリトン』とは、『ファイドン』と共に、この世界史上類なき人格の、人類の普遍の教師の生涯における最も意義深き、最も光輝ある最後の幕を描いた三部曲とも称すべき不朽の名篇である。「無知の知」で知られる真理探究オヂサン、ソクラテス。
その思想を危険視された彼は告発された。
彼は毅然として法廷で論駁したが、そのブレない生き方が仇となり死刑判決を受けた。
死を眼前に突きつけられても、死が間近に迫ってきても、彼は善く生きることをやめなかったのである。
至高の素材をプラトンが上手く料理した。
【学んだこと、生かしたいこと】
善く生きること
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