【概要】
著者(監督):
今風の(2000年代後半)絵で『源氏』の主要ストーリーをかいつまんで説明しつつ、宮廷行事、官位、装束、死生観などの古典常識を解説する。『あさきゆめみし』は分量的に重めだし活字もしんどいという人にはおすすめかもしれない。女の面影を追い続けた男、この世の無常といったテーマにはちゃんと触れている。
六条御息所や夕顔のビジュアルがちょっと清新だった。紫の上や朧月夜は大体イメージ通りかな。葵の上はツンデレ感が増した。尺の都合上仕方ないところだが、紫の上と源氏の日常のイチャコラ成分をもう少し描いてほしかったかも。
【詳細】
略。