【概要】
著者(監督):ナンシー・マイヤーズ
良作。モーレツベンチャーなバリキャリ社長(アンハサ)のもとに70歳のシニアなインターン(ロバデ二)が来るという設定がすでに面白い。
デジタル機器やSNSを駆使する(or に駆使される)現代人と、アナログ(電卓、手帳)で対人格闘能力に長けた老人の対比が面白い。潔くカッコよく齢を重ねたいもの。そして老いも若きもうまくお互いの特性を生かして共存したいもの。
基本的には陽気なコメディながら、ピリッとした風刺としみじみした余韻を懐に隠し持っている。
主役二人のオシャレな服装や「第二の人格」たる家のインテリアなど、観てるだけでセンスが良くなりそう。
【詳細】
<あらすぎるあらすじ>
略。
<印象>
- 雑用、便利屋、マーケティング補佐、運転手など、次々にその所を得ていくジイちゃんが巧み。つきあい残業時のfacebook登録でアンハサと急速接近する手腕、まだ機能する身体と老いらくの恋もさすが。
- 出過ぎず存在感を出す、新しいもの/価値観に理解がある、ダンディで昔気質…などウザくならずに年を重ねる秘訣を学べる。
- 夫が専業主夫だったり、ママ友間で浮いたり、夫が浮気したり…働き方の変化が如実に描かれる。バリキャリ女性は大変だなあ。
- GAFA的な職場なので、ジイちゃんのスーツやネクタイ、シャツINスタイルが浮いている。そこがいいんだな。