著者(監督):ジェイソン・ライトマン
【概要】
空の上に生涯を浮かべていた中年が、新人のOJTしたり馘首したりフラれたり姪の結婚式に出たりして、家族や恋人のいる人々に思いを馳せる(本人はひとりのままだけど!)。
【詳細】
<あらすぎるあらすじ>
原題:UP IN THE AIR.
馘首代行+転職支援サービス会社に勤めるビジネスマン。
彼にとっては空港が家。クライアントを次から次へと飛びまわり、年間出張率は驚きの322/365。
たまに同類のステータス好きなおばさんとヤる。
そんな彼にIT化の波が押し寄せる。
クッキリした顔の新卒女子が登場(ANNA KENDRICK)。なんだか凄そうなプレゼンで旅費削減システムの導入を提言。
出張要る? の空気にオジさん渋い表情。
彼女の指南役となったオジさんはOJTでface to faceの大切さを教える。オジさんの旅慣れた感が彼女と比較すると如実である。
パワポやフローチャートを駆使した現代っ子かつ杓子定規な女子にオジさん渋い顔。
クライアントを回る中、老若男女いろいろな被雇用者が登場する。
顔かたちや通告時の反応も千差万別、子供や家族の生活はどうなるのだという彼らの訴えが切ない。
おっとここで女子フラれてオジさんとオバさんに人生相談。人間らしいところを見せる。
クラブでいい感じになり、Time After Time。
告げるべき リストの人数に呆然
人々との交流の中、仕事人間のオジさんの心境に変化が。
急遽予定を変更して、姪の結婚パーティへ。
講演ドタキャンして駆け出し、アレックス女子のお宅訪問するも既婚者かーい! 沈む。
アレックス女史、ナタリー女子と別れ、ひとりさすらう。
自殺者出たらしくナタリーさん辞めたことを知り、推薦状を書いてあげる。
人の家族の人生を見て聞いて、でも結局自分は一人生きていくのね。空の上に生涯を浮かべ。
<印象>
- 人の感情はネット越しでは読みとれない。
- 時代の変化と家族の必要性。
- 挿入歌多い。
- 特典に出てくるJewy Leeかわいい。
- OPカットのつなぎがスタイリッシュ。