評価:B+
【概要】
【詳細】
<あらすじ>
企業のネットが星を被い、電子や光が駆け巡っても<印象>
国家や民族が消えてなくなる程
情報化されていない近未来
「攻性防壁」などの謎用語や光学迷彩やAI、義体化したサイボーグ、当時はナウかったであろう「ネット」などの概念が飛び交う。
ハッキリ言って難解で読みにくいが、サイバーパンクな雰囲気が感じられればまずは十分だ。
なんせ描き込みと情報量がスゴいんだ。
メカは緻密で女の子はかわいい(さすがエッチな漫画描いてるだけある)。電脳F***などのサービスシーンやカラーページも豊富。
コマの外で意見を表明する流儀。あってるのか否かわからんウンチクもダラダラ垂れ流す。
宇宙論、量子論、複雑系、進化論、システム論、宗教、世界樹など作者の思索がとめどない。
特に09.BYE BYE CLAYや11.GHOST COASTで顕著。
そして少佐のキャラが想像と違う。めっちゃ喋る。
映画はあくまで「押井版」に過ぎない事を認識させられる。