監督:ロン・クレメンツ ジョン・マスカー
評価:B
【概要】
Disneyの守備範囲をポリネシアっぽい地域まで広げた。
【詳細】
<あらすじ>
「できると思ってもやるべきじゃない」
ワルい神様が犯した罪により島の外に出てはいけないと言われていたが、ババの先祖記憶継承や島へ襲い来る暗雲、そして人間の本能に促され失敗にもめげず島から脱出。
こういうプロットは大概の物語にみられるけどDisneyではおなじみだよね。
緑に光る涙石を手に、空と海が出会う水平線をめざして家出。
転覆。無人島に漂着。意外と軽いマウイ君。ツリバリで変身できる。
操船技術習得、よじのぼり、異空間ホールへの飛び込み、海賊や金カニ君とのバトルを経て、溶岩魔人とのバトルへ。
いっかい負けてヘコむ技術の神。マウイ君逃げる。
霊ババとの交信を経て、「何がしたいのか」を自覚し、一人で溶岩魔人地帯を通過するモアナ。
ピンチになったらやっぱり来てくれるマウイ。
実は溶岩魔人はテフテフだった。
ラストのテフティーさんは涅槃図を彷彿とさせたね。
ラストの石塔のてっぺんが貝になっていたのには、主人公の内面の転換(不動の島→広がる海)を感じたね。
もう恐れるものはない。大航海時代のはじまりだ。
でも、全体的にのめりこめなかった。
<印象>
3DCGの海がリアルすぎて人物が浮く。
六角柱や潮で傷んだ髪、肌の質感、2Dのタトゥー、泡と光。
ニワトリが好きになれなかった。
おしっこネタが多いのはいいね。
おなじみの短編あり。今回は臓器が動く。
寓意性と海がある。