評価:B
【評】
君と喪ったものを取り戻すRPG。
おれという人間はな…まるで枯れ木の風穴のようにがらんとして死人もおなじなんだ
四八体不満足の百鬼丸(SFでいえば ま ミュータントやサイボーグといったものだ)が、
子分のどろろ(わざ:いしつぶて、大音声、罵詈雑言)を引き連れ、異形の妖怪たちとバトルし喪った身体の部分を取り戻していく。
半端者は忌み嫌われ流浪する宿命なのだ。
設定はおもしろいが、
若干飽きてきたところで、ダッシュ駆け込み終幕。
どろろとの関係をもっと展開させてほしかった。
百鬼丸がつねに妖怪に追われている設定が怖すぎる。
そして義理パパの人格と各部にギミックを仕込む技術がすごすぎる。
(おまけ)
あの壁ってベルリンの壁?