2015-12-20 ルワンダ中央銀行総裁日記 本 B 社会・経済・政治・経営 ルワンダ中央銀行総裁日記 (中公新書) [新書]著者:服部正也評価:B【評】ルワンダ中央銀行総裁がルワンダに単身乗り込み、経済改革を遂行した日々の記録。「私は甘えと、甘やかすことほど世を毒するものはないと思っている」などの言葉から、国の発展とは人の育成であることを実感する。平和といい、貿易といい、援助というものは、究極的には国民と国民との関係という、いわば人の問題である。この人の面を無視して進められる国際関係の基礎は、きわめて脆弱なものである。