評価:B
【評】
NASAもためらうような計画でなければ、われわれのオリジナリティは実現できないと考えた。そこで多少やぶれかぶれ気味ではあるが、人類初の挑戦をしようと考えた。
技術的な問題を解決するために必死になっているのに、日一日と輝きを増しながら成長していく素敵な表情とチームワーク――逆境は人間を鍛える。読書を何年間も続けても、若者たちをこれほど加速度的に進歩させることはないであろう。
イオンエンジン、スイングバイ・・・。
技術後進国には追いつけ追い越せスピリットが不可欠なのだと知った。
技術的な話が割合多いので、ストーリーだけを追うなら『はやぶさ、そうまでして君は』を薦めたい。
惑星軌道のパラパラマンガは新しい。