評価:B
【評】
「心が冷める」というのは結局、「自分」に執着しすぎた結果起きてしまう一種の現代病です。
プライド、偏見、傲慢、虚栄心、自尊心、人を支配したくなる気持ち、攻撃したくなる気持ち、嫌われたくない、バカにされたくない、本当の自分、ここは自分がいるべき場所じゃない・・・・・・と、これらがブクブクとふくらんで怪物のように成長していき、人間関係の邪魔をします。
タイトル長い。仕様のせいか、ページが黄ばんでるように見える。
「酒の席には這ってでも行け」「あとでやろうはバカヤロウ」は肝に銘じたい。
心理学・脳科学の裏付けがあるということでちょっと信憑性アップ。
自分の言葉や行動に誰かが反応してくれる、自分の言いたいことが伝わる・・・・・・などなど、人と関わったときにはじめて、人は自分の存在を実感するのです。
「うわっコイツ嫌い」という言葉を使うか、「へぇ、こういう人もいるのね」という言葉を使えるか、それによって人間関係も大きく変わります。
<自己開示の返報性>
何かあってもそこであきらめたり簡単に失望したりせず、うまく付き合っていくためのちょうどいい距離感を模索していくべきなのです。
<熟知性の原則>
接する回数、声をかける回数を増やして心のバリアを取り除いていき、その人のことを理解していくことが必要でしょう。
たとえ休みの日であっても「疲れた・・・・・・今日は何もしたくない・・・・・・」と家の中にこもって1日を過ごすのではなく、 ちょっとでも人に会ってみることが大切です。
根本的には「人見知り」も「空気が読めない」も、治すのはとても簡単です。
その方法は、とにかく慣れなさい、ということです。