著者:吉田尚記
評価:B
【評】
自称「コミュ障」は少々読んでおくとよいでしょう。マッハで読めるはず。
おしゃべりは相手を楽しませるゲームなのだ、と気楽に構えましょう。
コミュニケーションは人が複数存在すると生まれてしまう。
コミュニケーションは別に中身がなくてもよい。つまり、コミュニケーションのためのコミュニケーションが存在する。
その場合、コミュニケーションはただのゲーム 、コミュニケーション・ゲームなのだ。
●ルール
①敵味方に分かれた「対戦型のゲーム」ではない、参加者全員による「協力プレー」
②ゲームの敵は「気まずさ」
③ゲームは「強制スタート」
④ゲームの勝利条件(は、終了後にポジティブになっていること)
ファイッ!
相手を観察し、質問をなげかけることで相手の話題を転がす。
そう、「人は間違った情報を訂正するときにいちばんしゃべる生き物」 なのだ。
他にもイジられポイントチラ見せの「愚者戦略」なども紹介されているぞ。