著者:国分拓
評価:B
【粗評】
南米の原住民・ヤノマミ族の生活を撮影したドキュメンタリーの文庫版。
ひと時の間だけ、Amazon奥地に行った気分になれる。
解説は俵万智。
累計150日間を彼らとともに過ごした著者の取材力には恐れ入った。
眼前の光景を、自身の思いを、余すところなく書きつくしているように思えた。
そんな彼らの原初の暮らしも文明にじわじわと破壊されていく。
彼らを保護するにはどうしたらよいのだろう?
そもそも「保護」する必要があるのか?
「保護」とはなんと手前勝手な言い分だろうか?
などと、文明側の人間として考えてしまうよね。
ようつべで少し動画を見てみたら、シャボリの祈祷・治療のときの声が凄かった。
根源的な恐怖を感じたね。アハフー。
【学んだこと、生かしたいこと】
【○】
・
・
・
【×】
・
・
・
【その他・リンク】