世界が認めたニッポンの居眠り
世界が認めたニッポンの居眠り 通勤電車のウトウトにも意味があった! [単行本(ソフトカバー)]
著者:Brigitte Steger 訳:畔上司
評価:C
墺生まれの文化人類学者が日本の「イネムリ」文化を解説する。
中学生の頃から授業中・勉強中の居眠りに悩まされてきた身としては、内容に期待せざるを得ない。
先生は物知りで、世界の人々の睡眠タイプや、昔の今の日本人の睡眠観を教えてくれた。
しかし、居眠りが起こる仕組みや、居眠りに対してどう対処するのがよいか、といったことには示唆を与えるのみにとどまった。
結局「睡眠」という活動のことはよくわかってないんだな、というのが実感。
個人な体験からすると、睡眠時間は7時間がベストだと思う。
この数字を得るにあたっては、『あまちゃん』の存在が大きかった。
とはいえ、8時間寝ても昼に眠くなることもある。
昼夜合わせて一定の時間眠るのがよいのか?
いったい何時間眠ればよいのか?
謎は深まるばかり。