南極物語

南極物語 [DVD]

評価：C

1983年公開の映画。1958(昭和33年)、第一次越冬隊が南極・昭和基地に樺太犬たちを置き去りにしてしまうという例の事件に取材。見ているだけでこっちまで凍死しそうだ。
全体的に間延びしている感があり、場面と場面をつなぐキレが悪いように感じた。2時間半もあるので途中で退屈になってくる。加えて画面がたいてい真っ白なので目が疲れる。3年かけて撮影した大作だというが、断腸の思いで余計な部分をカットすれば2時間以内に収められたのではないか。
みんなの好きな高倉健や夏目雅子(ちょっとしか映らないので、彼女目当てで観ると肩すかしを食らうかもしれない、Javaさんは食らった)が出演しているが、この映画の主役は犬たちであるのは間違いない。人間顔負けの名演技であった。