2012-11-25 仮面の告白 本 A 三島由紀夫 小説・戯曲・ノンフィクション 仮面の告白 (新潮文庫)著者:三島由紀夫評価:B+・・・それは若さへの、生への、優越への嘆声だった。彼のむき出された腋窩に見られる豊饒な毛が、かれらをおどろかしたのである。それほど夥しい・ほとんど不必要かと思われるくらいの・いわば煩多な夏草のしげりのような毛がそこにあるのを、おそらく少年たちははじめて見たのである。・・・この部分ですらあんまりどぎつない方で、もっとホモホモしい箇所はさすがのJavaさんも読んでいて辛かった。「悪習」のくだりは言うに及ばず。(いつか加筆する!)