2014-10-07 生命のからくり 本 B 生命のからくり (講談社現代新書) [新書]著者:中屋敷均評価:B【粗評】オビの杖がカッコいい。各章が短く読みやすく、毎回の導入がシブめ。たとえや平たい言い換え、「お前はすでに死んでいる」「倍プッシュ」と、どこかで聞いたようなセリフを駆使しながら読者の心をつかみ、「情報の保存」「情報の変革」二つの葛藤の中で生命の歴史が育まれてきたことを語る。生命と文明のアナロジィ、情報学寄りのお話が面白い。物事の違和感をそのままにしない姿勢が大事やね(・ε・)