評価:B+
【粗評】
てっきりサイエンス系の棚にあるかと思ったら、自己啓発の棚に置いてあった。
MITに6年半留学し、NASAで働き始めた著者。
そんな彼のやや不遜な、しかし情熱にあふれた半生記とでも言おうか。
アメリカの大学院や職場事情もおまけでわかる。
東洋オンライン掲載内容とかぶっている点が多いので、本書を読むつもりならあまりのぞかない方がよかろう。
宇宙工学とは、あまりにも矮小な世界に閉じ込められた人類の、偉大な宇宙に対する謙虚な反抗なのである。
など、文学的な表現が多い。実際に文学賞を受賞している模様。
30歳になったとき、著者のような人生哲学や知見を得られているだろうか。
著者の今後に期待したい。
【学んだこと、生かしたいこと】
【その他・リンク】