評価:B
【粗評】
社会に出ても知的生活をなんとか守り続けている者たちに贈る、知的生活の参考書。
知的空間の構築、時間の大切さを説く。
タイトルから連想するような堅苦しさはなく、面白みのある文章。
「少年のころに芥川などを読んでいた近所の早熟少年は、中学時代に痴漢となった」
には、思わず吹き出した。
まだ学生や大学院生で、空間に手が出ない人はどうするか。その場合は空間への関心を一日たりとも忘れずに、理想的な知的空間を所有している自分を夢として描き続けることだ。
【学んだこと、生かしたいこと】
【その他・リンク】