Javaさんのお部屋(サム・ジーヴァ帝国図書館)

Javaさんのお部屋です。引っ越しました。詳しくは「はじめに」を読んでね。スマホ版は全体像が見えにくいから、PC版と切り替えながら見てね。

自閉症スペクトラムとは何か-ひとの「関わり」の謎に挑む

著者:千住淳
評価:B

【粗評】
発達障害は、個人の優劣の問題ではなく、個性と社会の接点に現れる現象なのです。
自閉症の基礎研究者が、
自閉症スペクトラム障害」の診断基準、原因などを最新の知見にもとづいて概説する。
これらの「発達障害」を通して、普段はあまり意識することのない、個人と社会の関わりが浮き彫りになる。

自閉症スペクトラム障害」は幅と連続性を持ったものである。 
彼らが感じる「生きづらさ」というハードルを取り除くことができれば、「障害者」という言葉も意味が薄れ、究極的には消滅する。
彼ら(あるいは我々)を社会の異物として排除するのではなく受け入れるような、寛容で多様性ある社会にしないといけませんね(・ε・)

著者の真摯で暖かな視線を感じた。

【学んだこと、生かしたいこと】

【その他・リンク】