評価:B
【粗評】
剣呑な時代を生きたマキアヴェッリ先輩のポッと出の人向け君主論。
懇切な講談社学術文庫クオリティで読みやすい。岩波も頑張ろう。
冷徹で計算高い君主になりたいキミに(・ε・)
君主は(中略)野獣の中でも狐と獅子を範とすべきである。(中略)
罠を見破るには狐である必要があり、狼を驚かすには獅子である必要がある。
君主は、特に新しい君主は、(中略)
権力を維持するためには信義にそむき、慈悲心に反し、人間性に逆らい、宗教に違反した行為をしばしばせざるを得ない、ということを知っておかなければならない。
運命は変転する。人間が自らの行動様式に固執するならば運命と行動様式とが合致する場合成功し、合致しない場合失敗する。私の判断によれば慎重であるよりも果敢である方が望ましいようである。なぜならば運命は女神であり、それを支配しておこうとするならば打ちのめしたり突いたりする必要があるからである。他にも、民に畏敬されること、中立を避けること、傭兵を用いぬことなどを説いている。
東洋伝統の徳治と比べてみよう。
【学んだこと、生かしたいこと】
狐&獅子
【その他・リンク】