著者:小暮太一
評価:B
【粗評】
異様にコミカルなマルクスおぢさんと筆者が登場。飛んだり走ったりと大活躍だ。
『資本論』をもとに、「価値」と「使用価値」の同一視を指摘し、必要経費方式の給与体系ではいくら頑張っても給料が上がらないことを読者に示す。ふむふむ。
そのためにどうすべきか。
それは、自分の持つ「労働力の価値」をコツコツ積み上げること。そして精神的苦痛を減らすこと。
…なるほど。
肩すかしを喰らったように思う人もあるかもしれない。
しかし、短期的な収支に目が行ってしまう我々にはよい薬である。
【良かった場面/箇所】
・簡易『資本論』
・コツコツ
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【問題点・疑問点】
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【その他】