著者:池井戸潤
評価:B
【粗評】
中小企業・赤松運送を、いじめていじめていじめぬいてたまにてをさしのべたとおもったらつきおとす小説。約束されたカタルシスが読者を包む。
赤松・ホープ自工・ホープ銀行・警察・柚木と、次々に視点を切り替えるところに、群像劇を得意とする著者らしさを感じた。
元ネタは○菱自動車の脱輪死傷事故。
リコール隠しは製造業に関わる者としてそう遠い世界の話ではない。この事件を他山の石としたいところだ。
【良かった場面/箇所】
・資金繰りや組織の描写など、さもありなんのリアリテェ。
・コンプライアンス!
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【問題点・疑問点】
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【その他】