山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた

山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた [単行本（ソフトカバー）]
著者：山中伸弥　聞き手：緑　慎也
評価：B

シンヤ氏の口をグッと結んだ表紙が特徴。
第1部はシンヤ氏の半生。第2部はWシンヤによるQ&A。
ジャマナカ→ヤマチュウ→シンヤの三段進化。その裏にあるVWを思うとジワッっとくる。
ヒトiPS細胞の開発競争を制したシンヤ氏には、足を向けて寝られない人がたくさんおられる。
【俺が俺がの「我」を捨てて。お蔭お蔭の「下」で生きよ】というのを体現されたような人間ではないか。
彼にとってはノーベル医学・生理学賞受賞も道半ばに過ぎない。
管理職となられた今、研究のインフラ整備に邁進していかれることだろう。

読んでいて遺伝の何たるかがイマイチよくわかってないように感じたのでお勉強しないといけないかもしれない。自分も第2のシンヤにならなければ。
ちなみにシンヤ腹心の高橋和利氏は某大学大学院某専攻某講義にてお姿を拝見したことがある。