ゆとり京大生の大学論―教員のホンネ、学生のギモン [単行本]
著者:いっぱい
評価:B
国際高等教育機関設立に揺れた京都大学。
教員・学生が「教養」「学問」などについて語る。
第一部「大学教員のホンネ」が教員の寄稿を集めた一方的なものであるのに対し、
第二部「ゆとり京大生のギロン」は、学生同士の双方向的な議論である。
そのため、後者の方が断然面白い。しかもその構成員の中に、よく見てみれば我らがディベート王・村長サンの姿が!
某部員はすべからく村長サンのお言葉を謹聴すべし。
本書や自分の経験から「パンキョー」の見方が変わった。
教養科目と専門科目の組み合わせとして、本書第二部で紹介されている(E)タイプに賛成する。
大学に入学したからといって気を弛緩させすぎるのは危険であろうから。
本書にて教員-学生間の隔たりの大きさを再確認するにいたった。
「本を出すところがスタートです」と巻末にあるように、これからの京大に期待する。
そして、学問の根幹をなすべき「対話」が全く足りていない自分を愧じた。
著者:いっぱい
評価:B
国際高等教育機関設立に揺れた京都大学。
教員・学生が「教養」「学問」などについて語る。
第一部「大学教員のホンネ」が教員の寄稿を集めた一方的なものであるのに対し、
第二部「ゆとり京大生のギロン」は、学生同士の双方向的な議論である。
そのため、後者の方が断然面白い。しかもその構成員の中に、よく見てみれば我らがディベート王・村長サンの姿が!
某部員はすべからく村長サンのお言葉を謹聴すべし。
本書や自分の経験から「パンキョー」の見方が変わった。
教養科目と専門科目の組み合わせとして、本書第二部で紹介されている(E)タイプに賛成する。
大学に入学したからといって気を弛緩させすぎるのは危険であろうから。
本書にて教員-学生間の隔たりの大きさを再確認するにいたった。
「本を出すところがスタートです」と巻末にあるように、これからの京大に期待する。
そして、学問の根幹をなすべき「対話」が全く足りていない自分を愧じた。