入門 考える技術・書く技術
入門 考える技術・書く技術 [単行本(ソフトカバー)]
著者:山﨑康司
評価:B
頭の中や紙の上で「考え」た論理ピラミッドを、いかに簡潔かつ明解に「書く」か…豊富な練習問題や文書例を交えながら明快に書かれている。ビジネスメールの質向上にも役立つはず。
日本語の抱える「あいまいさ」や「しりてが接続詞」に頼りきってしまう日本人の悪習に、改めて気づかされる思いであった。
本書の「OPQ分析」という手法や「感謝の言葉にPDF」という文言の根本には、「相手の身になって考える」ことがある。思えば今までその努力をしてこなかった。これからは、自分のメールや文書を読む人のことをもっと考えようと思う。