統計学が最強の学問である
統計学が最強の学問である [単行本(ソフトカバー)]
著者:西内啓
評価:B
図表が多いので直感的に統計学の概念をそれとなく学ぶ入門書として有用かもしれない。教科書を読んで「標準偏差」や「分散」などの用語の定義を再確認したいところ。
「ランダム化比較実験」の有効性や、回帰分析、そしてそれにより得られる95%信頼区間やp値などの読み取り方について理解を深められた気になった。
後半は理解しきれない部分もあったが、統計リテラシーを身に付け、データの妥当性を判定し、「最善」の選択肢を掴みとれ!という解釈で概ね間違っていないはずだ。