【概要】
著者(監督):リドリー・スコット
IMAXにて、あまり変わらん。前作は観ていた気がしていたが気のせいだった模様。貴種流離譚で、前作のセルフオマージュだが、ラストが帝国再建に前向き。海上からの攻城戦、モンキー戦、サイ戦、海戦、義父戦、オカン救出戦など見どころは多い。ローマ軍の威容やローマの街のリアリティ・迫力、密謀成分は増しているが、前作よりもエッジが弱めになっている気も。たとえば、主人公のオーラが(比較的)弱い、双子皇帝がアホそうで倒し甲斐がない、悲劇性がやや弱いなど。前作の完成度には劣るが、まあ面白いんじゃないか。現実は軍人皇帝時代開始でgdgd時代の幕開けになりそうな気もするが、パラレルワールドと考えよう。
おかんとの確執や情愛などの心情がやや追いにくいが、とりあえず大体死ぬので問題ない。あとすごく今更だが英語なのが気になる。ラテン語でとは言わないが。。。闘技場の砂を掴んだり、二刀流モードになったり、詩の教養をにじませたり、在りし日のママンとの別れシーンを挿入したりといろいろ思い出すシーンはあるのだが、個人的にはアカシウスのおっちゃんがいい感じ。帝国が分断されていくさまは現代へのメタファー感あり。
【詳細】
<メモ>